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スペイン・アンダルシアの田舎暮らし

オリーブ畑に囲まれたプチ・ペンション経営 - スローライフ紹介

村に訪れた信じられない死

19歳の若者で友人の息子のJAが突然の悲劇な事故で亡くなってから、かれこれ1年がたちました。私たちも彼が小学校高学年のころから知っています。今現在も、なぜこんな将来に期待のある優等生で家族思いの彼が亡くなる事になったのか理解ができません。本当に人生って不公平だ、と思います。

2013年1月1日。JAはガールフレンドと大晦日のパーティーに行き、朝までわいわいやっていました。大学では薬学部の2年生。小さいころからしっかりした子で、お母さんのカルメンとはべったり。毎週末に大学の寮からこちらの村に帰ってきていました。大学生活の話を聞くと、将来やりたいことははっきりと決まっていて、それを目指しがんばっていたようです。でも勉強ばかりでなく、学生生活を十分エンジョイしていたようです。

大晦日のパーティーで結構飲んでいたらしく、飲酒運転をしたくないからといって、お母さんに迎えに来てくれるように電話をしたのが新年の朝7時。お母さんは息子と彼女を迎えにすぐに待ち合わせ場所に飛ん行きました。

イズナハールの湖の道路沿いには駐車ができるほどのスペースがあり、車をターンすることもできる場所があります。ここでJAとガールフレンドはお母さんの車に乗り込みました。JAは後ろに飛び乗り、ガールフレンドは助手席に。皆シートベルトをして出発準備完了。気温1度。

カルメンは車をターンしようとしたその直後、滑ったのか、車に何か故障があったのか、ガードレール超えて崖から湖へ急激に転落。カルメンとJAのガールフレンドは車から外へ何とか逃げ出せたけれど、JAの姿はありませんでした。びしょぬれになった二人は道路へよじ登って行き助けを呼びました。この時、友人のカルメンがどんな気持ちで、頭の中には何が浮かんでいたのか想像もつきません。

3日後、警察のダイバーたちがやっと湖底70メートルに沈んでいたという車を発見。前がめちゃくちゃに壊れたカルメンの車が水上に3時間もかかって引き上げられました。中にはJAの遺体が。。

遺体は解剖検査をするためにコルドバの病院へ。数時間後にわかったことは、JAは車が転落しているときに頭を強く打ってた様子で、湖に沈んだときにはすでに気絶していたから、苦しんではいなかっただろう、という結論。カルメンは少しだけでも気が楽になったようでしたが、こんな形で自分の子供を失った母親のつらさは誰にもわからないでしょう。

私自身も母親として、カルメンの友人としてささげたい言葉はたくさんありました。でもなかなかうまく表現できず、その上、事故直後にたくさんのご家族などが大勢彼女たちを励ますために訪れていました。イズナハールの町や湖辺りは報道者たちや警察でもう大勢人であふれていました。迷惑にあるだろうし、私は逆に遠くから彼女たちを見守ってあげたほうが精精神も心にも負担がないのではないかと思い、カルメンのご家族に私が書いた一筆をささげることにしました。

JA,何も心配せず安らかに眠ってください。ご家族を上からそっと見守ってあげてください。

Una semilla

El mundo nunca puede notar
Si una semilla no crece.
Ni siquiera una pausa para pensar
Si los pétalos se caen demasiado pronto.
Pero siempre que las formas de vida
O alguna vez llega a ser
Ilumina el mundo
Por toda la eternidad.
Sólo por un momento,
Fue allí y se fue rápidamente.
Pero el amor que se sembró entonces
Es una vida que todavía crece.
Y aunque los campos están vacíos
Nuestros corazones saben qué hacer.
Todos los mares de las flores que se encuentran
Nos recuerdan de nuestra afección por ti.
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テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

プロフィール

村串マイテ

Author:村串マイテ
My AndaluciaFC2ブログへようこそ!
私、海外永住暦25年。人生の半分以上を日本国外で過ごす、まさしく浦島花子。日本からイギリスへ、イギリスからスペインへ。それもなんでまたこんな田舎のアンダルシアでプチ・ペンションなんか経営しているのでしょう。そうなんです、私はストレス、プレッシャーの多いロンドン金融業界から足を洗い、プロのシェフの主人と二人で一緒に情熱を持ってできる新しい道を切り開こうという夢が種となってふくらんだのです。
畑を自分たちの手で肥やして大事に大事に無機農薬・オーガニック方法で育てたトマトは真っ赤で丸々。ピーマンもナスも少しへんてこな見かけですが、味がとても濃い。5歳の息子もおなかがすくと畑へ行って、赤々したチェリートマトをもぎってその場でせっせと食べています。
スローライフって体にも心にもいいですね。おかしな日常生活のエッセイ、スペイン料理のレシピー、のんびり子育ての話、日本・スペイン文化の比較など豊富な課題を掲載させていただこうと思います。是非私のブログを読んで下さい。

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