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スペイン・アンダルシアの田舎暮らし

オリーブ畑に囲まれたプチ・ペンション経営 - スローライフ紹介

日本のコタツ VS スペインのBrasero (ブラセロ)


スペインに移住してはじめての2004年の冬。友人のお家にお邪魔になったときにびっくりした経験があります。私たちの住むアンダルシアの田舎村は標高が約800メートルほどあり、1、2月は雪も降りるほど寒い日が何日か続きます。リビングルームに招かれると、そこには様式の丸いテーブルに厚めのテーブルクロスがかけてあり、床にはステンレスでできたスープ皿のようなものに炭火が燃えていてました。足を入れるとほんのり暖かい、なんと日本のコタツを発見。

日本では掘りごたつは室町時代に登場していると知られます。スペインのコタツ、ブラセロの歴史も長いと考えられます。イベリア半島がローマ人に支配されていた210B.C.ころにローマ帝国またはローマの古い文明エストラエカン国から持ち込まれたと思われる生活器具です。南米のアルゼンチンでは、小型のグリルに炭火を燃料として肉を焼くための器具をブラセロといいます。

アンダルシアでは昔、オリーブの実を収穫しオイルや食用に使った後にごみとなってでるオリーブの実の種をほして燃料につかったそうです。現代社会では、一酸化炭素中毒や家事などの危険、また炭火などをおこすのに手間がかかるため、電気やガス式コタツが普及しています。

伝統的なスペインの家は暑くて長い夏に備えて、日光や太陽の熱が入らないよう石の壁は1メートルほど厚く作られているため、逆に冬は寒く感じられます。部屋全体を暖める暖房器具ではないけれど、家族が肩を寄せ合うコタツは家族主義で家族の絆を大事にするスペイン文化には最適なのでしょう。これでみかんがあったらまさしく日本の冬のようですね。
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テーマ:田舎暮らし日記 - ジャンル:ライフ

プロフィール

村串マイテ

Author:村串マイテ
My AndaluciaFC2ブログへようこそ!
私、海外永住暦25年。人生の半分以上を日本国外で過ごす、まさしく浦島花子。日本からイギリスへ、イギリスからスペインへ。それもなんでまたこんな田舎のアンダルシアでプチ・ペンションなんか経営しているのでしょう。そうなんです、私はストレス、プレッシャーの多いロンドン金融業界から足を洗い、プロのシェフの主人と二人で一緒に情熱を持ってできる新しい道を切り開こうという夢が種となってふくらんだのです。
畑を自分たちの手で肥やして大事に大事に無機農薬・オーガニック方法で育てたトマトは真っ赤で丸々。ピーマンもナスも少しへんてこな見かけですが、味がとても濃い。5歳の息子もおなかがすくと畑へ行って、赤々したチェリートマトをもぎってその場でせっせと食べています。
スローライフって体にも心にもいいですね。おかしな日常生活のエッセイ、スペイン料理のレシピー、のんびり子育ての話、日本・スペイン文化の比較など豊富な課題を掲載させていただこうと思います。是非私のブログを読んで下さい。

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