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スペイン・アンダルシアの田舎暮らし

オリーブ畑に囲まれたプチ・ペンション経営 - スローライフ紹介

つまみ?タパス?

タパスは現代のグルメの世界では過去昔と違ってエキゾチックな料理ではなくなりました。タパスは食世界、レストラン業界で独自の地位や権利を、そしてトレンディで洗練された料理とみなされ、スペインや世界各国でその存在は無限に進化しています。

タパスはまさしくスペインの慣習、飲むために食べる、食べるために飲む、をうまく表現しています。調理方法や食べ方のスタイルも豊富です。調理されたもの、テーブル・オリーブなどの冷たいタパスは単純でもタパスの最も人気のある一品。またはラボ・デ・トロ(オックステール・シチュー)は、アンダルシアのコルドバ市の名産です。また、タパスは肉、魚や野菜の料理とバラエティーにとび、塩漬けのマリネ、揚げもの、蒸しもの、スモーク、焼きもの、乾燥... ..など調理方法もさまざま。プレゼンテーションもあらゆる可能性を秘めています。タパスの条件といえば、おいしいこと、そしておつまみ程度の量を提供さえすれば実際は何でもOKです。一人前のつまみの量なので、基本的なルールは、いくつかの異なる料理を作り家族や友人と共有することです。

スペイン人は家族生活を大事にし、特に家族や友人と過ごす貴重な食事時間を重要とする習慣があるので、北ヨーロッパの食習慣、肉料理1品に野菜料理3品のコンセプトは、単にスペインでは動作しません。

タパスの起源には多くの説があります。アンダルシアのあるバルのバーテンダーは、ハエが飛び回る暑い真夏のある午後にお客さんがオーダーしたフィーノのグラスにハエが入らないようにパンをふた代わりにのせた、というのがタパスの始まりだと考えられています。このパンのスライスがが時間が経つにつれチーズ、ハムなどに変化していったといわれています。

もう一つ興味深い理論には、13世紀にアルフォンソ王10世が重病から回復するにあたって、少ない量の食事を定期的に行うよう医者に忠告され、またこれに加えてほどほどのワインを一緒に取るように言われたという説です。これはタパスは飲みながら食べる日本でいうおつまみと同様な食習慣です。アルフォンソ王の健康が急激に回復したため、アルコールは食事と一緒に消費されるべきと法律が改善されたそうです。

またアルフォンソ王がスペイン国内を旅していたとき、強風で知られる沿岸都市のカディスにある宿にたどり着きました。従業人は最高のフィノを王に捧げるときに砂がグラスに入らぬようにハムのスライスでふたをした、という説もあります。

タパスの良いところは、何を食卓に出すにあったても楽しく料理を食べられることです。お友達や家族と、小パーティーまたは大パーティー、季節によって旬の素材を盛りだくさん取り入れたフレッシュタパス、子供にあった味やみかけのタパス。何品もテーブルに出すということは好き嫌いの多い方や子供の目や鼻を刺激し、そしてあとは味覚を楽しませることができます。5分でできるタパス、2日かかるタパス、とタパスのバラエティーは盛りだくさんです。

次回はどんぐりの家、Finca Las Encinas で大好評のタパスのレシピーをいくつかご紹介いたします。お楽しみに。

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テーマ:スペイン料理 - ジャンル:グルメ

プロフィール

村串マイテ

Author:村串マイテ
My AndaluciaFC2ブログへようこそ!
私、海外永住暦25年。人生の半分以上を日本国外で過ごす、まさしく浦島花子。日本からイギリスへ、イギリスからスペインへ。それもなんでまたこんな田舎のアンダルシアでプチ・ペンションなんか経営しているのでしょう。そうなんです、私はストレス、プレッシャーの多いロンドン金融業界から足を洗い、プロのシェフの主人と二人で一緒に情熱を持ってできる新しい道を切り開こうという夢が種となってふくらんだのです。
畑を自分たちの手で肥やして大事に大事に無機農薬・オーガニック方法で育てたトマトは真っ赤で丸々。ピーマンもナスも少しへんてこな見かけですが、味がとても濃い。5歳の息子もおなかがすくと畑へ行って、赤々したチェリートマトをもぎってその場でせっせと食べています。
スローライフって体にも心にもいいですね。おかしな日常生活のエッセイ、スペイン料理のレシピー、のんびり子育ての話、日本・スペイン文化の比較など豊富な課題を掲載させていただこうと思います。是非私のブログを読んで下さい。

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